住み慣れた住まいの空間に、新鮮さを取り戻す

マイホームは、そこで生涯、住み続けることを前提として建てられることが多いものです。長く生活を送ってきた住まいは、それだけ安心感がありますし愛着もわいてきます。また賃貸のアパートやマンションなどの住まいであっても、やはり自分の住まいの空間と言うのは大切にしたいものですし、そこでは安心感を得たいものです。しかし、長く住み続けてきた住まいに対しては、どうしても慣れきってしまったことに対する飽きのようなもの、新鮮な感じが無くなってしまったことに対する不満などを覚える方も少なくないかもしれません。これは、ひとつの住まいに住み続けてこれたからこその、ある意味では贅沢な悩みと言えるかもしれません。
住み慣れた、見慣れた住まいの空間にどのような新鮮さを取り戻すかということに関しては、様々なことで対処することができます。たとえば、住まいの出入り口に何か置物を置いてみるとか、植物を植えてみるなどが有効な方法です。見慣れた街の風景も、季節に合わせたイルミネーションがなされると、いつもとは違ったふうに見えることがあります。それをとりいれて、季節ごとに飾りや置物を変えてみるのも良いですし、周囲の人に迷惑がかからないようであれば、時には思いっきり派手なイルミネーションを行ってみるのも、良い刺激になるかもしれません。また花や草木などの植物は、目にも鮮やかなそれがあるだけで、ちょっとした彩にもなりますし、空気が新鮮になったような気分にもなります。賃貸暮らしだから、出入り口に装飾などは施せないと言う方も、まずは玄関に小さな鉢植えを置いてみる、ベランダでちょっとした家庭菜園を行ってみると言うのは良い方法です。それらの手間も、日々の小さなやりがいにもつながりそうです。
いつもの部屋も、たとえば模様替えをしてみることで印象が変わります。また、こちらにも色を取り入れると言う方法は有効です。思い切って、月に一度だけ、決まった色で部屋を染めてみると言うのも面白いかもしれませんし、あまり色で溢れているのは苦手と言う方は、ワンポイントとして、家電製品などに一色だけ取り入れてみても良いです。部屋数があるマイホームやマンションなどでしたら、家族と相談して、期間を限定して部屋を交換してみるというのも面白いかもしれません。住み慣れた住まいだからこそ、これからも愛着を持って大切に住みたい住まいだからこそ、時にはこうして新鮮さを取り入れる工夫を行いたいです。
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